はくのしま?はくしま?

はくのしま?はくしま?

こんにちは、くろしば司法書士事務所です。
今日はちょっと趣向を変えて、地名のお話。
というのも、司法書士の仕事をしていると、お客様のお名前や地名の表記、ものすごく気になります。なぜかというと、登記簿には氏名や住所が載るのが基本ですが、この表記間違うと、次の申請のときに、そのままでは登記が通らない、なんて事態が起こることもありえるわけで。そこで、申請時には何度も氏名や住所の記載確認をするのですが、俗字の場合、たまーに見落とすこともあったり。私は生まれてずっと、大阪のそれも阪急宝塚線沿線に住んでいるのですが、この仕事始めるまで、宝塚市の「塚」の字にちょん、が入っていることを知りませんでした…(気になる方は宝塚市のウェブサイトご覧ください)。
まあそんなわけで、仕事柄、地名や人名の表記は気になってしまいます。

さて、そこで本題。
当事務所は大阪府箕面市の、「白島」というところにあります。
お近くの方は読めるのですが、そうでなければまず最初、ほぼ100%の方が「しらとり」と読みます。「とり」じゃないです。「しま」です。
で、ここからがややこしい。
私、箕面に住んで30年ぐらいになるのですが、ずっと「はくのしま」と読んでいます。というのも、阪急バスのバス停表記は「はくのしま」、高校時代の箕面出身の友人もみんな「はくのしま」と読んでいましたし、長らく交差点名のローマ字表記も「hakunoshima」だったんですよね…。あと、昨日確認した国土地理院地図の読みも「はくのしま」です。

ところが、です。
いつのまにやら、新御堂筋の交差点のローマ字表記が「hakushima」(はくしま)に変わっていることに気づいたのが数年前。Googleマップの履歴をみると、どうも2015年の末から2017年の夏までの間のどこかで変わったらしい。で、箕面市のウェブサイトでよみがながついているページを見ると、すべて「はくしま」になっているではないですか!
ええっ?箕面市の公式見解、「はくしま」なの?いつのまに?でも阪急バスは相変わらず「はくのしま」だよね?どっちが正解?と、ちょっと混乱しております。

まだ文献あたれていないので、正確なところは私もわからないのですが、この「白島」という字も、そもそも当て字で、もとは「はこのしま」というのだということを書いておられるブログがありました(個人さんのブログなので、リンクは控えます)。
そのうち時間があれば図書館なんかで調べたいな~、と思っていますが、地元民も知らない間に表記が変わるのは、なんだかちょっとモヤモヤしています。というのも、地名というのはその土地々々の歴史を反映するものなので、安易に読みや表記を変えるとその歴史も分かりづらくなるしなあ、というのが理由。
ちなみに、箕面は西国街道が通っていることもあり、意外に古い町並みが残っていたり、昔の道標なども身近にある地域なのです。当事務所の最寄り駅、「箕面萱野」の「萱野」は、忠臣蔵でおなじみの「萱野三平」の実家があるところなんですよ~(歌舞伎の仮名手本忠臣蔵だと「早野勘平」ですね)。
そんなわけで、歴史ある地名は大事にしてほしいなあ、という思いもあります。

とまあ、そんなわけで、もし箕面市の偉い人がこのブログを目にすることがあったら、どっちの表記でいくのか、ぜひ地元民にアンケートとってほしいな~、なんて思う次第。
ちなみに、当事務所の近くに「坊島」という地名がありますが、これも「ぼうのしま」だったのが「ぼうしま」に表記が変わってるし…。なのに公園は「坊の島公園」…。どっちなんだ~い!

と、今回はちょっと細かい話でしたが、「この文献に載ってるよ」などご存知の方おられましたら是非教えていただきたく思います。

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